理系大学生は大学院に行くべきか?院に行くメリットとデメリット

理系学生であるみなさんは、学部卒業後に就職するか、大学院に進学するか迷っている人も多いと思います。

 

今回は、大学院進学と就職のそれぞれのメリット・デメリットについて紹介したいと思います。

 

 

1.大学院にいくメリット・デメリット

 

メリット①:希望の会社に入りやすい

大学院生は比較的希望の会社に入りやすく、しかも大手企業にも入りやすくなります。

 

一般的に理系の場合、会社は大卒よりも院卒の方が優秀と判断するため、大学院生は就活に有利で、大学院生の方が大手企業にも入りやすくなります。

 

また、企業から大学への「推薦」というものがあります。

推薦を使うと、通常の一般選考の就活よりも何倍も早く内定をもらうことができます。

例えば、エントリーシートを出した後に、途中の面接をパスして、いきなり最終面接を受けられることなんて普通にあります。そして、その推薦の権利は学部生よりも大学院生に優先して与えられる大学が多いです。

 

また、一般選考でもやはり、院生のほうが就活に強いです。

それはなぜか?

当たり前ですが大学院生の方が専門性が高い研究を行っているからです。

 

理系の就活になると、必ず学生時代の研究内容について聞かれます。

言葉は悪いですが、学部時代の研究は研究ごっこに近く、やはり大学院生とは研究においてかなり差がついてしまいます。

それに比べ、院生は2年間プラスで専門性を高めた研究を行っているので、面接での内容で有利になりやすいです。

 

メリット②:高い給料が貰える

 大学院卒の場合には、年齢が高くなることと、専門性が高まることから就職した際に初任給が高くなります。

学部卒に比べると3万円くらいは高くなります。

 

また、生涯賃金においても大学院生の方が高い傾向があるようです。

 

メリット③:高い専門性を身につけれる

普通の大学では研究室に配属されるのは4年生からで、早くても3年の後期からだと思います。

 

研究をするにはある程度まとまった期間が必要になります。まして、専門性が高い研究をしようとすると、どうしても1年間では少なすぎます。

 

大学院生になると、学部で学んだ知識をもとに、高度で専門的な研究をすることになります。学部卒の方よりも少なくとも2年以上長く研究するわけですので、高い専門性が身につきます。

 

デメリット①:社会に出るのが2年遅れる

 学部卒の場合に比べて、大学院へ進学したら少なくとも2年以上は社会に出るのが遅れます。2年間の社会経験は大きな差となります。もちろん、大学院生はその分だけ研究ができるわけですので、どちらがよいとは一概には言えません。

 

私も大学院に行くときは社会に出ることが遅れることを不安に思っていましたが、大学院での2年間は社会人になってから経験することのできない特殊な環境なので、社会人になるのが2年遅れても経験しておいてよかったと思っています。

 

デメリット②:お金がかかる

 大学院に進学するには当然のことながら学費がかかります。

また、学部卒で就職していたら、貰えるはずの2年分の給料とも合わせると、かなりの金額失っているとも考えられます。

 

大学院卒の方が生涯賃金において学部卒よりも高い傾向はありますが、短期的に見た場合、デメリットになると考える人もいるかと思います。

 

デメリット③:忙しい

 大学院生はかなり大変です。

 

大学院へ進学すると、学士課程のときのようにはいきません。なぜなら学士課程のとき以上に求められるものが増えてくるからです。研究室にもよりますが、朝から晩まで研究室にこもりきりになるほど忙しくなることもあるかもしれません。

しかも、お金はもらえませんからね笑

 

2.学部卒で就職するメリット・デメリット

メリット:経験を早いうちから積める

学院卒に比べて少なくとも2年早く社会に出ることができます。

少しでも早いうちから社会経験を積みたい場合は学部卒で就職するのもオススメです。

特に、近年は社会の変化がとても早いので終身雇用の時代は終わりに近づいています。転職や起業など考えた時には若い方が有利です。

 

デメリット:研究職への就職は難しい

大手企業の研究職では、修士・博士卒業を必須条件にしている会社が少なくありません。

なので、将来、研究職で働いていきたいと思っているかたにはおすすめできません。

 

もし将来、研究職を目指すのであれば、大学院進学は必須といえるでしょう。

 

3.筆者からのアドバイス

もし、将来研究職で働きたいと考えている人は迷わず大学院に進学するべきです。

また、自身の研究分野に関係がある会社で働きたいと考えている人も大学院に進学することをお勧めします。

 

逆に働きたい職種に特にこだわりがなく、自身の研究分野とは関係ない会社に就職してもよいと考えている人は、社会に早く出ることができ、お金ももらえるため、学部卒で就職する方が良いと思います。

特に大学院は忙しいのにお金がもらえないので、自分の研究に興味があったり、将来やりたいことが明確である人でないと、かなりしんどいと思います。

 

4.まとめ

今回は大学院に行くメリット・デメッリトについて紹介しました。

 

大学院、就職どちらを選ぶにしても、自分でよく考えて、進路を決めることが大切です。そして、どちらを選んだとしても、その先でどう頑張るかが、なによりも重要なことなのでぜひ頑張ってください!

 

この記事を見て、少しでも多くの方が進路選択の参考にしてもらえれば幸いです。

 

ではまた。