研究室を選ぶポイント【6選】学生パターン別の優先順位も紹介

 研究室をどう決めたらいいのか悩んでいる人もいるのではないでしょうか?

 

研究室選びは学生の期間はもちろんのこと、その後の将来にまで大きく影響します。

 

今回は研究室を選ぶポイントと学生のパターン別におすすめの研究室を紹介したいと思います。

 

 

研究室を選ぶポイント【6選】

では早速、研究室を選ぶ際のポイントを紹介していきたいと思います。

 

教員

 研究室は小さなコミュニティです。その中でも教授や准教授はそのコミュニティの中の一番上、つまりボスなんです。

 

ボスということは、全ての決定権は教授にあります。自分だけで卒業研究はどうにかなるものではありません。

なぜなら、研究は自分一人ではできず、必ず教授の力が必要になるからです。

 

「ボスと上手くいかない」というのは、なんとしてでも避けたいことなんです。

 

しかし、どうやって、教員の良し悪しを判断すればよいか、わからないと思いますので、おすすめの判断基準を紹介します。

 

研究室の先輩に話を聞く

その教授の研究室の先輩に、話を聞くことはもちろんのこと、他の研究室の先輩にも、その教授のことについて聞きましょう。

いい情報はもちろんのこと、悪い噂も聞くことができます(ここ重要)。

研究室見学にいっても、自分から悪いところを話す教授はまずいないですからね笑

 

普段の講義の印象から決める

これも結構重要。

授業の様子から、「この教授の授業はわかりやすいなー」、「この人の話は面白いなー」とか、「人として人格者だなー」と思う教授が一定数いると思います。必ずとは言いませんが、ほとんどの場合、授業の様子から好印象を持った教授の研究室には、はずれがありません。

逆にクソみたいな授業をする教授の研究室は、あまりおすすめできません。

とはいっても、ごくまれに授業の話は面白いけど、研究室に悪い噂があるといったペテン師もいるので、そこは、先ほども述べたように他の研究室の先輩から情報を集めてみてください。

 

先輩

 研究室見学の時に、研究室の雰囲気を見たり、実際に先輩と話してみることがおすすめです。

研究室では人間関係が重要です。

その時に、自分が研究室に入ったら長く一緒にいる人を優先して考えると良いかもしれません。

例えば、学部4年生で院進学希望の人や、大学院生1年の人は、自分が研究室に入れば最も長く一緒にいる人たちになります。

逆に、学部卒の人や、院2年の人は自分が研究室に入ってもすぐに卒業するので、あまり気にしなくてもよいです。

 

コアタイム

 コアタイムとは「研究室に、この時間帯は必ずいてね」という時間のことです。

例えばコアタイムが9時から6時の場合、その時間帯は研究室または学内にいなければいけません。

 

コアタイムの有無、また時間帯については、教授と先輩の両方に確認しておきましょう。

教授はコアタイム有りだといっていても、実際はコアタイムが存在していないといったケースもあります。

 

ここで、コアタイムのメリットとデメリットについて少し触れておきます。

コアタイムのメリット

・規則正しい生活ができる

強制的に社会人みたいな規則正しい生活に慣れることができます。

自分で時間管理をすると、怠けてしまう人には、コアタイムがある方が研究もはかどります。

コアタイムのデメリット

・ 毎日決まった時間を拘束される

研究室での時間が決まっているので、アルバイトなど他の活動に制限がかかります。

また、夜型なのに朝早くから学校に行かなければならないなど、自分で時間管理をしたい人にとってはコアタイムは非常にネックな存在になります。

 

研究テーマ

自分が興味がありそうな、 研究テーマを扱っている研究室はおすすめです。

 

研究では、研究に対してどれだけ時間を使ったか、向き合ったかが、研究の成果に直接影響します。

 

その研究分野にのめり込めたなら、研究に長時間取り組んでも苦になりません。なんなら、コアタイムが終わっても、自分から研究するようになります。

 

最初は研究テーマなんか何でも良いと考えていても、実際に研究を始めると、興味のない研究テーマは段々苦痛になってきます。

学校の授業は短期間で終わり、しかも先生が勝手に教えてくれるので、興味がない授業でもなんとかなります。

しかし、研究は長期戦なのに加え、自分で取り組まなければならないため、研究テーマに興味がある人とない人では、成果にかなりの差が開きます。

これが、大学の研究と授業の大きなちがいですね。

 

 

研究費・設備

 正直、配属前の段階ではどんな装置があるかなどは、分からないと思います。

ですので、教授や先輩からの設備などの説明は軽く流す程度で、気になることがあれば質問するくらいで大丈夫です。

それよりも、研究費が多いか、少ないかは聞いておいた方がよいでしょう。

研究費が多ければ、必ずよい研究ができるといった簡単な話ではありませんが、研究費が多いほど、研究は質もスピードも上がる可能性が高いです。

また、これまでに良い研究の成果を出しているから、その研究室は研究費を多く獲得できているとも考えられるので、やはり、研究費が多い研究室を選んでおいて損はありません。

 

就職状況

研究室の先輩に就職の状況を聞いたり、ホームページから卒業生の主な就職先について調べましょう。

 

教授が研究優先で就活に非協力的であるのならば、その研究室は避けましょう。もちろん、研究で成果を出すことは大事ですが、ほとんどの学生の最終目標は就職ですよね。

 

また、卒業生の主な就職先も重要な指標になります。将来働きたい分野があるひとは、卒業生がその分野にどれくらい就職しているかを見ておきましょう。

 

 

優先順位は?学生のパターン別に解説

 目的が変われば、研究室の選び方も変わってきます。

そこで、学生を4パターンに分けて、それぞれの学生に向けて、研究室を選ぶ際のおすすめの優先順位について紹介していきます。

 

学部卒希望で就職したい分野が決まっている

 学部卒希望で就職したい分野が決まっている場合は、優先順位は以下がオススメです。

 

           就職状況>研究テーマ>教員

 

学部卒の学生は研究で大きな成果を残すことは期間的に難しいです。

就職のことを第一に考えましょう。そのためには、卒業生が自分の就きたい分野に多く就職している研究室に行きましょう。

また、将来働きたい分野に関係がある研究テーマを扱っていれば就活で有利になります。

例えば、自動車メーカーに就職したいときに、自動車に関する研究をしていれば、面接で話しやすくなり、説得力もあがるので、他の学生よりも有利になりますよね。

 

学部卒希望で特に就職先にこだわりがない

 

           就職状況>コアタイム>教員

 

学部卒の場合、研究の期間が少ないので、研究テーマで決めるというより、教員や就職状況から、就職活動がスムーズに行える研究室に行くのがおすすめです。

また、研究よりも就活に力を入れるべきなので、就活の準備など自由が利くように、自分の生活に合ったコアタイムのある研究室を選ぶと良いです。

 

 

院進学希望で就職したい分野が決まっている

 

           研究テーマ>就職状況>教員

 

院進学希望で就職したい分野が決まっている人は、まず研究テーマを軸に考えてください。

というのも、院卒の場合、専門性が高いため、研究テーマに近い分野への就職することが多いです。

 

また、院卒で就職する場合、間違いなく面接で研究内容について詳しく聞かれます。

自分の研究について詳しく語れて、なおかつ成果も出せていれば、就活で非常に有利になります。

 

なので、働きたい分野がある場合は、その分野に関する研究を行っている研究室に行きましょう。

また、院まで行くと長い期間教授と関わることになるので、将来働きたい分野に関係ある研究テーマで、教授も素晴らしい場合は、その研究室に即決しましょう。

 

院進学希望で特に就職先にこだわりがない

 

           研究テーマ>教員>コアタイム

 

院まで行く場合は、就職先にこだわりがなくても、おそらく、研究テーマに近い分野への就職になり、就活に困ることは、ほとんどないと思います。

 

院まで行くと研究室にある時間が長いので、研究テーマは自分の興味あるもの、教員との相性がよいこと、後はコアタイムなど長期間の生活が苦にならないように、研究室を決めるといいでしょう。

 

まとめ

 いかがだったでしょうか?

今回は研究室を選ぶポイントについて紹介しました。

 

研究室選びは理系にとって、かなり重要なので、しっかり考えましょう。

皆さんが希望の研究室に配属されることを楽しみにしています。

では、また。